引込線 2017

参加執筆者

1977年東京都生まれ。東京学芸大学等非常勤講師、国立西洋美術館リサーチフェロー。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学(表象文化論)。ボローニャ大学大学院美術史専門課程修了(ディプローマ、近現代美術史)。
最近の論文・エッセイに、「冒険と秩序の間――画家たちの著述および芸術誌挿図からみる前衛と古典主義」(『日仏美術学会会報』第35号、日仏美術学会、2016年)、「彫像の白昼夢―形而上絵画と詩神たちの複製技術時代」(『ユリイカ ダダ・シュルレアリスムの21世紀』、青土社、2016年)、「調査報告 21世紀の美術館と文化財の創造力――イタリアの3つの美術館の事例をめぐって」(『国立西洋美術館研究紀要』第19-20号、国立西洋美術館、2015-16年)。共著に、『磯崎新の建築と美術をめぐる10の事件簿』(磯崎新、新保淳乃との共著、TOTO出版、2010年)。

1984年、福島県生まれ。芸術研究と制作を行う。現在、日本学術振興会特別研究員。東京大学大学院総合文化研究科博士課程博士号取得。
主な書籍に『映像と文化――知覚の問いに向かって』(共著、藝術学舎、2016年)。最近の論文に「「芸術」の終わり――ミニマリズムと構造表現」『現代思想』(2016年1月号)、「多挙動風景――動く絵画‐写真としての新海誠」『ユリイカ』(2016年9月号)。個展に「ランドスケープモード」(ギャラリー445、新潟、2014年)、グループ展に「カメラのみぞ知る」(タリオンギャラリー、東京、2015年)などがある。

1977年東京都生まれ。美術批評、芸術学(美術解剖学)、[comos-tv]ディレクター、基礎芸術 Contemporary Art Think-tank。
論考に「書き換えられるシステム」(『ART and ARCHITECTURE REVIEW』、2010年)、「ポスト消費社会と映像の再生産」(『Yebizoフォーラム』、2012年)、「近代のアポリアと形見なるもの」(『物質と彫刻』[図録]、2013年)、「金縛りと夢」(『Pa+ フォビアと芸術生産』、2015年)、「榎倉康二と書物」(『Reflection:返礼―榎倉康二へ[論考]』、2015年)、「SPACE TOTSUKA ’70における「地・型」」(『引込線2015』、2015年)など。

1981年東京都生まれ。美術史研究者、専門はイタリア近現代美術。京都造形芸術大学大学院芸術研究科(通信教育)准教授。
単著に『アルテ・ポーヴェラーー戦後イタリアにおける芸術・生・政治』(慶應義塾大学出版会、2016年)、分担執筆に岡田温司編『ジョルジョ・モランディの手紙』(みすず書房、2011年)など。

1979年千葉県生まれ。美術家、美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科卒業。
主な評論に「カエサルのものはカエサルに!――鈴木清順における「ルパン三世」と「浪漫三部作」」(『ユリイカ2017年5月号 特集=追悼・鈴木清順』、青土社、2017)、「ポストアプロプリエーションとしての写真」(『カメラのみぞ知る』[図録]、ユミコチバアソシエイツほか、2015年)、「戦争と銅版画――浜田知明の『戦争』画について」(『前夜/前線―クリティカル・アーカイヴ vol.2』、ユミコチバアソシエイツ、2014年)、「生存のレオロジー――ゾエ・レオナードにおける生政治」(『引込線 2013』[図録]、引込線実行委員会、2013年)などがある。主な展覧会に「第9回恵比寿映像祭『マルチプルな未来』」(東京都写真美術館、2017年)、「教えと伝わり|Lessons and Conveyance」(TALION GALLERY、2016年)、AIRS企画vol.5石川卓磨「真空を含む」(国際芸術センター青森・ACAC AVルーム、2016年)などがある。

1974年、神奈川県伊勢原市生まれ。 芸術学。1998年、多摩美術大学大学院美術研究科修了。
主な論考に 「岡﨑乾二郎のディプティック」(『SAP Journal』 2003年3月) 、「印刷された問題(ロバート・スミッソンの眺望)」(『アイデア』、2007年1月) 、「『記載の場所』を巡って(アーカイヴと横尾忠則)」(『ユリイカ』、2012年11月) 、「そして穴の底では、名残惜しそうに、墓掘人夫が鉗子を振るう」(『ドキュメント14の夕べ』東京国立近代美術館編、青幻舎、2013年)、「アーカイヴと前衛」(『美術研究』東京文化財研究所、2015年)、「『情報』以後のコレクション(陳腐化した懸念を蒸し返す)」 (『金沢21世紀美術館研究紀要』、2016年) など 。

1990年生まれ。長野県出身。美術批評家。2014年武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。
主な論考・エッセイに、「未来の喪失に抗って――ダン・グレアムとユートピア」(『美術手帖』第15回芸術評論募集佳作、2014年)、「ジョン・バルデッサリの修辞学」(『引込線2015』所収、引込線実行委員会、2015年)、「「わたし」と「ずらし」の力学 ― 豊嶋康子論」(『ART CRITIQUE ウェブ版』2016年6月号、BLUE ART)、「故郷としての郊外」(石井友人「未来の家」展(Maki Fine Arts)プレスリリースとウェブサイトに掲載、2017年)など。主な展評に、「タブローのマテリアルな起源――今井俊介「surface / volume」」(『ART CRITIQUE』、no.04、constellation books、2014年)、「未だ知られざるものへの感度――渡辺泰子「WOW! シグナル」展」(『美術手帖』2015年4月号、美術出版社)、「欠如の観測――「無条件修復」展」(『美術手帖』2016年1月号、美術出版社)、「近さと遠さの文法――利部志穂「サンライズサーファー」展」(『美術手帖』2016年3月号、美術出版社)など。

1976年東京都生まれ。建築家、柄沢祐輔建築設計事務所主宰。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科建築・都市デザインコース修了。文化庁派遣芸術家在外研修制度にてMVRDV(オランダ)在籍、坂茂建築設計勤務を経て、2006年に柄沢祐輔建築設計事務所設立。情報論的、あるいはアルゴリズム的な思考を軸とした建築・都市空間の探求を行なっており、『10+1』48号「アルゴリズム的思考と建築」特集(INAX出版、2007年)では責任編集者として編集を行なった。
主な著作に『アーキテクチャとクラウド──情報による空間の変容』(共著、Millegraph、2010年)、『設計の設計<建築・空間・情報>設計の方法』(共著、LIXIL出版、2011年)等。主な展覧会に「日本住宅建築展 The Japanese House:Architecture and Life after 1945」(MAXXI国立21世紀美術館、バービカン・センター、東京国立近代美術館、2016年11月9日―2017年10月29日)等。

1975年東京都生まれ。urizen/Post Studiumを運営。多摩美術大学美術学部芸術学科卒。造形作家 岡﨑乾二郎のメインスタッフ。多岐にわたる作家活動をプロジェクトマネージャーとしてサポートしながら芸術の生産流通基盤に関わっている。四谷アート・ステュディウムの設立運営にも関わった。
展覧会企画に、「囚人口 Chop Chop Logic」(参加作家:ミルク倉庫+高嶋晋一、HAGISO、2013年)、「GREEGREE展」(アトリエタイク、2010年)、「Expanded Field/拡張されたフィールド——流出と制御」(四谷アート・ステュディウム、2004年)、「作品ホームステイ」(灰塚アースワークプロジェクト、1998年)等。評論・エッセイに、「シジフォスの石 完成させない建築《サグラダ・ファミリア》」(『+journal #004 Sa+ 声と芸術生産』、2016年)等がある。

1981年東京都生まれ。美術評論家。多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
主な論文に「造形、その消失において——マルセル・デュシャンのチェスをたよりに」(『美術手帖』第15回芸術評論募集佳作、2014年)、“Reflections on the Go Board”(Gabriel Orozco, Visible Labor, Rat Hole Gallery, 2016)、「反射する、映画とインスタレーション」(『YCAM YEARBOOK 2017-18』山口情報芸術センター、2017年)など。

1979年東京都生まれ。美術批評。和光大学人文学部芸術学科卒。雑誌、Webを中心に活動。
主なテキストに、「「恋愛映画」は誰のためにあるのか——「(500)日のサマー」における「真実」と「言葉」」(私家版、2014年)、「言語遊戯のユートピア——横山裕一『ルーム』における主体なき言葉」(『En-Soph』、2015年)、「山の光」(『Witchenkare』vol.8、yoichijerry、2017年)など。自身のWebサイトにて、論考「沈黙の形態——1940年代のジョルジョ・モランディ」(2015-16年)、「イタリア近現代美術年表」を公開(http://nakajimamio.sakura.ne.jp)。

1969年東京都生まれ。美術批評・現代芸術論。1997年東京芸術大学美術研究科博士後期課程満期退学 2000年より玉川大学文学部講師、のち芸術学部教授を経て2017年より東京芸術大学美術学部芸術学科准教授。
著作に『ウォーホル』(小学館、2006年)、『田中功起「質問する その1(2009-2013)」』(共同執筆、ARTiT、2013年)、 『芸術教養シリーズ7 欧米のモダニズムとその後の運動 近現代の芸術史 造形篇I』(共著、京都造形芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎、2013年)、「フォーマリズムの倫理」(『モダニズム以降の美術──藤枝晃雄批評選集』、東京書籍、2017年所収)ほか

1953年東京都生まれ。美術評論家、埼玉県立近代美術館学芸員。
1981年筑波大学大学院博士課程中退、準備室から埼玉県立近代美術館に勤務。同館で企画した主な展覧会に「動きの表現」(1988年)、「風刺の毒」(1992年)、「やわらかく 重く-現代日本美術の場と空間」(1995年)、「トルコ美術の現在 どこに?ここに?」(2003年)、「勅使河原宏展」(2007年)、「ロシアの夢1917-1937」(2009年)、「日本の70年代1968-1982」(2012年)、「すごいぞ、これは!」(2015年)。またブダペストとモスクワを巡回した「心の在り処」(2003-04年)をキュレーション。「ここから―アート・デザイン・障害を考える3日間」(国立新美術館)を全体監修。
主な研究発表に、2012年「国際シンポジウム―戦後日本美術の新たな語り口を探る」(東京国立近代美術館、国際交流基金)など。 主な著作に『Contemporary Artists in Japan 133』(1992年)、『西洋美術館』(共著、1999年)。

1971年、大阪府生まれ。芸術学。多摩美術大学修士課程修了。現在、武蔵野美術大学、東京造形大学非常勤講師。
主な論文に「壁に書かれた暗号: バロックのインターフェイス」(『季刊インターコミュニケーション65号』、2008年)。「ホワイト・キューブの外側:ドナルド・ジャッド、リチャード・セラ、ロバート・スミッソンの都市への眼差し」(『ニューヨーク 錯乱する都市の夢と現実(西洋近代の都市と芸術7)』、2016年)。共著に『現代アート10講』(武蔵野美術大学出版局、2017年)。2014年より橋本聡らとアート・ユーザー・カンファレンスを結成。主な展覧会に「Robert Smithson without Robert Smithson:宮城でのアース・プロジェクト展」(風ノ沢ミュージアム、2015年)。

1936年、長野県生まれ。批評家、多摩美術大学名誉教授。
主な論考に「クリスト―欲望の弁証法」(『美術手帖』、1969年6月)、「<いま、ここに>に執して」(『三彩』、1970年8月)、「複数・同一性・反復・回転」(『gq』、1973年4月)、「たそがれ(誰彼)の概念芸術」(『芸術倶楽部』、1974年4月)、「生きられるシステム」(『美術手帖』、1974年4月)、「イヴ・クライン―天才の航跡」(『みづゑ』、1975年9月)、「絵画に関する10章」(『美術手帖』、1977年4月)、「<もの派>について」(『美術手帖』、1978年7月増刊号)、以下無数。主な書籍に「モネ」「マティス」(新潮美術文庫、1974年、76年)、「20世紀の彫刻―類彫刻の時代」(週刊朝日百科―世界の美術、1979年)、「デ・キリコ」(集英社、1986年)、「彫刻の呼び声」(水声社、2005年)、「戦後美術と批評」(共著、ブリュッケ、2007年――「批評の風景―もの派の窓から」収録)。主な企画展に「平行芸術展」全20回(小原流会館、1981-2005年)、「かめ座のしるし」(横浜市民ギャラリー、1989年)、「1953年ライトアップ」(共同企画、目黒区美術館、1996年)、「柳根澤―召喚される絵画の全量」(多摩美術大学美術館、2016年)

1973年ニューヨーク生まれ。倫理とその表現の研究。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科(比較文学比較文化)単位取得満期退学。
編著書に『ディスポジション』(現代企画室、2006年)、主な論文に「どのように線を描くのか:ティム・インゴルドの場合」(『現代思想』2017年3月臨時増刊号、青土社、2017年)「善い話をやめる」(NTT出版ウェブマガジンhttp://t.co/uWpWd8Dv45、2015年)、「可能性を尽くす楽しみ、可能性が広がる喜び――倫理としての生態心理学」(『倫理:知のエコロジカル・ターン3巻』東京大学出版会、2013年)など。