阿部真弓 ABE Mayumi
1977年東京都生まれ。国立西洋美術館リサーチフェロー。青山学院大学・國學院大學・上智大学等兼任講師。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学(表象文化論)。ボローニャ大学大学院美術史専門課程修了(ディプローマ、近現代美術史)。主な論文に、「ジョルジョ・デ・キリコとシュルレアリスム:内的世界の透視図法」(『シュルレアリスム展:パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による』(国立新美術館、2011年)、“Where the Object Finds Its Place?: From Its Birth To The Paginal Exhibition of “Objets Surrēalistes””(The Challenge of the Object、国際美術史学会ニュルンベルク大会論文集、ゲルマン国立博物館、2014年)、「前衛と古典主義――1910‐1920年代のフランスとイタリアにおける画家たちの作品と著述」(『日仏美術学会会報』、日仏美術学会、2014年)など。


荒川徹 ARAKAWA Toru
1984年福島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。現在、千葉商科大学政策情報学部ほか非常勤講師。芸術研究と制作を行う。主な論文に「ミニマリズムと写真」(『カメラのみぞ知る』[図録]、ユミコチバアソシエイツほか、2015年)、「包含、屈折、反響――ドナルド・ジャッドのパースペクティヴ」(『表象08』、表象文化論学会、2014年)、「ミニマリズムと非芸術」(『引込線 2013』[図録]、引込線実行委員会、2013年)などがある。個展に「ランドスケープモード」(ギャラリー445、新潟、2014年)、グループ展に「カメラのみぞ知る」(タリオンギャラリー、東京、2015年)などがある。


粟田大輔 AWATA Daisuke
1977年東京都生まれ。美術批評[comos-tv]ディレクター、基礎芸術 Contemporary Art Think-tank。論考に「書き換えられるシステム」(『ART and ARCHITECTURE REVIEW』、2010年3月)、「ポスト消費社会と映像の再生産」(『Yebizoフォーラム』、2012年2月、第4回恵比寿映像祭レヴュー)、「近代のアポリアと形見なるもの」(『物質と彫刻』[図録]、東京藝術大学彫刻科、2013年)など。展覧会企画に「vivid material」(東京藝術大学、2008年)など。『中原佑介美術批評選集』(全12巻、現代企画室+BankART出版、2011年〜)編集委員。


石川卓磨 ISHIKAWA Takuma
1979年千葉県生まれ。美術作家、美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。近年の評論に「ポストアプロプリエーションとしての写真」(『カメラのみぞ知る』[図録]、ユミコチバアソシエイツほか、2015年)、「戦争と銅版画――浜田知明の『戦争』画について」(『前夜/前線―クリティカル・アーカイヴ vol.2』、ユミコチバアソシエイツ、2014年)「生存のレオロジー――ゾエ・レオナードにおける生政治」(『引込線 2013』[図録]、引込線実行委員会、2013年)などがある。近年の展覧会に「カメラのみぞ知る」(ユミコチバアソシエイツ viewing room shinjuku、東京、2015年)「イーサン・ハントのフラッシュバック」(タリオンギャラリー、東京、2014年)などがある。


石崎尚 ISHIZAKI Takashi
1977年東京都生まれ。愛知県美術館学芸員。近現代彫刻史。多摩美術大学大学院美術研究科修了。主な著書に『欧米のモダニズムとその後の運動――近現代の芸術史 造形篇Ⅰ』(共著、幻冬舎、2013年)、主な論文に「美術館としての原爆堂に関する覚え書――丸木位里・俊夫妻と白井晟一の交流について」(『武蔵野美術大学研究紀要』、第42号、2011年)などがある。


井上幸治 INOUE Yukiji
1974年長野県生まれ。美術批評。主な論文に「震災という未曽有の出来事を経験しても『自然とは何か』という問いが日本の現代美術から発せられないのは何故か」(『組立‐転回』、組立、2014年)、「風間サチコ論―植民地表層の現在」(『美術手帖』第15回芸術評論募集入選、2015年)などがある。


梅津元 UMEZU Gen
1966年生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。埼玉県立近代美術館の学芸員として、「ドナルド・ジャッド 1960-1991」(1999年)、「プラスチックの時代――美術とデザイン」(2000年)、「アーティストプロジェクト:関根伸夫《位相―大地》が生まれるまで」(2005年)、「生誕100年記念 瑛九展」(2011年)などを企画。音楽に関わる執筆・レクチャー・企画なども手がける。2014年には阿木譲の業績を紹介する複合プログラム「DE/construct: Updating Modernism」および「CON/cretism」の企画に参加。関連イベントとしてトーク&ライブ「Sound of the Real」を企画。


O JUN O JUN
1956年東京都生まれ。1982年東京藝術大学大学院修了。画家。主な作文に1988年「花・TV・コップ」(個展「花・TV・コップ」、双ギャラリー(東京))。2000年「出会う世界の果てと果て」(伊藤誠個展冊子、ガレリアキマイラ(東京))。2002年「ぺかぺか童子」(個展「ぺかぺか童子」、国立国際美術館、ONギャラリー(大阪)、ミヅマアートギャラリー(東京))。2005年「東西南北のここ」(「O JUN全リトグラフ」、ガレリア・アルテリブレ(大阪))。2006年「麒麟-絵」(長谷川繁個展冊子、ガレリアフィナルテ(名古屋))。2011年「ぼくらの、くりかえされる生」(「ポコラート2011」展図録、アーツ千代田3331(東京))。2013年「石田尚志というわたしの歴史」(石田尚志個展「燃える椅子」展冊子、タカ・イシイギャラリー(東京))、「落石計画とわたしたちの未来について」(「落石計画第6期」図録、旧落石無線局(根室))、「川に、入るまで」(O JUN「描く児」展図録、府中市美術館(東京))。2014年「ドライブ」(「古川流雄―ふたぎれ」展図録、Void+(東京))、「坂田一男という隣人」(冊子『SAKATA』第4号)、「あんじゅのかげみ」(三嶋安住作品集『青い水晶』、青幻舎)、「小林孝亘さんの絵に見つめられて」(「小林孝亘展―私たちを夢見る夢」図録、横須賀美術館(神奈川))、「家のことなど―了記」(カスヤの森現代美術館冊子『IMBOS』)など。


勝俣涼 KATSUMATA Ryo
1990年長野県生まれ。美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。主な論文に「未来の喪失に抗って―ダン・グレアムとユートピア―」(『美術手帖』第15回芸術評論募集佳作、2014年)、主な展評に「タブローのマテリアルな起源――今井俊介『surface / volume』」(『ART CRITIQUE n.04』、constellation books、2014年)、「未だ知られざるものへの感度――渡辺泰子『WOW! シグナル』展」(『美術手帖』、2015年4月号)、主なグループ展に「かつてとの遭遇」(静岡市クリエーター支援センター、2015年)などがある。


住友文彦 SUMITOMO Fumihiko
1971年生まれ。アーツ前橋館長。これまで東京都現代美術館などに勤務し、「Possible Futures:アート&テクノロジーの過去と未来」(ICC、東京、2005年)、「川俣正[通路]」(東京都現代美術館、2008年)、「メディア・シティ・ソウル2010」(ソウル市美術館)、「あいちトリエンナーレ2013」などを企画。また、中国を巡回した「美麗新世界」展の企画など、日本の美術を海外へ紹介する展覧会を企画している。主な著書に『表象のディスクール6 創造 現場から/現場へ』(共著、東京大学出版会、2000年)、『キュレーターになる!――アートを世に出す表現者』(共著、フィルムアート社、2009年)、From Postwar to Postmodern, Art in Japan 1945-1989: Primary Documents(Museum of Modern Art, New York, 2012)がある。NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ(AIT)の創立メンバー。


高嶋晋一 TAKASHIMA Shinichi
1978年東京都生まれ。美術作家。制作の傍ら執筆活動も行う。近年の展覧会に「無条件修復 UNCONDITIONAL RESTORATION」(milkyeast、東京、2015年)、パフォーマンスに『わける手順 わすれる技術 ver.2.0』(神村恵・兼盛雅幸・高橋永二郎との共作、SNAC、東京、2015年)など。評論・エッセイに「The Authority of Composition and Its Outside」(『Ellen C. Covito: Works After Weather』、Already Not Yet、2014年、http://alreadynotyet.org/)、「『得体』というプロセス――神村恵×手塚夏子《半魚人面魚》について」(2014年、http://ameblo.jp/kamimuramegumi/entry-11873772362.html)、「『自然』概念、ならびにその流用」(『ART CRITIQUE n.04』、constellation books、2014年)など。


高橋永二郎 TAKAHASHI Eijiro
1979年東京都生まれ。美術作家、演出家。2007年よりシアターカンパニー・ARICAに参加、2015年より演劇ユニットWhales(ホエールズ)を主宰。B-semi Learning System修了。主なグループ展に「心ある機械たち」(BankART 1929 Yokohama、2009年)、「徳之島アートプロジェクト」(鹿児島、2014年)、Whales名義での主な公演に「名絵画探偵 亜目村ケン episode1」(blanClass、横浜、2015年)などがある。


田中功起 TANAKA Koki
1975年栃木県生まれ。アーティスト、ARTISTS' GUILD、基礎芸術 Contemporary Art Think-tank。主な著書に『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014年)、『質問する その1(2009-2013)』(ART iT、2013年)『Abstract Speaking - Sharing Uncertainty and Collective Acts』(NERO Magazine、国際交流基金、2013年)などがある。


谷新 TANI Arata
1947年長野県生まれ。千葉大学教育学部卒。1972年、美術出版社主催芸術評論募集で第一席。現職は、宇都宮美術館館長、美術評論家連盟会員。主な活動に、国際展では「パリ・ビエンナーレ」(作家推薦、1977年)、「ヴェネチア・ビエンナーレ」(日本館コミッショナー、1982年、1984年)、国際交流基金のアジア現代美術調査および企画(1990-1993年)、「第3回光州ビエンナーレ」(アジアセクションコミッショナー、光州、韓国、2000年)などに携わる。他に非常勤講師、展覧会審査、東京藝術大学客員教授など。1995年に宇都宮市の美術館準備室に入り、1997年から館長、現在に至る。主な著書に『回転する表象――現代美術・脱ポストモダンの視角』(現代企画室、1992年)、『北上する南風――東南アジアの現代美術』(同、1993年)など。共著多数。近年では「ミニマル│ポストミニマル――1970年代以降の絵画と彫刻」展(企画・執筆、宇都宮美術館、2013年)、「1974年――戦後日本美術の転換点」展(執筆、群馬県立近代美術館、2014年)などに携わる。


成相肇 NARIAI Hajime
1979年島根県生まれ。東京ステーションギャラリー学芸員。一橋大学大学院言語社会研究科修了。府中市美術館学芸員を経て2012年から現職。2012年より「基礎芸術 Contemporary Art Think-tank」。主な企画展に「石子順造的世界――美術発・マンガ経由・キッチュ行」(府中市美術館、東京、2011-2012年、第24回倫雅美術奨励賞)、「不幸なる芸術」(switch point、東京、2011年)、「植田正治のつくりかた」(東京ステーションギャラリー、2013-2014年)「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 『遠く』へ行きたい」(同、2014年)など。最近の論考に「コピー機はだれのもの?」(『Fuji Xerox Print Collection 1988-2014』、富士ゼロックス株式会社、2015年)などがある。


能勢陽子 NOSE Yoko
岡山県生まれ。豊田市美術館学芸員。同志社大学文学部美術および芸術学専攻修士課程修了。1995年より豊田市美術館学芸員。専門は国内外の現代美術。主な企画展やプロジェクトに、テーマ展「中原浩大」(豊田市美術館、2001年)、「ダブル・リバー島への旅/曽根裕展」(同上、2002年)、「川俣正:ワーク・イン・プログレス豊田」(同上、1999-2004年)、「ガーデンズ――小さな秘密の庭へ」(同上、2006年)、「Blooming: ブラジル―日本 きみのいるところ」(同上、2008年)、「Twist & Shout: Contemporary Art from Japan」(窪田研二との共同企画、国際交流基金主催、Bangkok Art and Culture Centre、2009年)、「石上純也―建築のあたらしい大きさ」(豊田市美術館、2010年)、「反重力――浮遊|時空旅行|パラレル・ワールド」(同上、2013年)など。『美術手帖』、ウェブ・マガジン『artscape』等にレビューを執筆。


橋本聡 HASHIMOTO Satoshi
1977年生まれ(レオナルド・ダ・ヴィンチとしては1452-1519年)。アート・ユーザ・カンファレンス、基礎芸術 Contemporary Art Think-tank、ARTISTS' GUILD。「来ると減る」(2010)、「公園に生えている木が1本燃える」(2012)、「公園で1時間毎に人間が1人燃える」(2012)、「世界三大丸いもの:太陽、月、目」(2014)、「世界三大宗教:キリスト教、イスラム教、仏教」(2014)、「3人に1人は中国人かインド人」(2014)、「セックスしてください/セックスしないでください」(2014)、「円グラフ:全てと他」(2015, http://国東現像.jp)など。


平井亮一 HIRAI Ryoichi
1931年長野県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒、株式会社ダイヤモンドエージェンシー制作部を経て、1994年まで昭和学院短期大学勤務。1966年美術出版社主催の芸術評論賞をきっかけに美術批評にたずさわる。主な著書に『予感:詩集』(東洋美術出版部、1966年)、『指示する表出――現代美術の周辺で』(新門出版社、1984年)、『北村周一/フラッグ《フェンスぎりぎり》―素地への遡行』(alumatikstudio、2015年)など。作品論、作家論のほかに、もっぱら現代美術の周縁でその受容問題について自問自答を書きつぐ。


眞島竜男 MAJIMA Tatsuo
1970年東京都生まれ。アーティスト。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ美術科卒業。主な個展に「無題(Live Die Repeat)」(TARO NASU、東京、2015年)、「回顧と展望:眞島竜男」(TOLOT/heuristic SHINONOME、東京、2014年)、「北京日記」(TARO NASU、東京、2010年)、主なグループ展に「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」(京都市美術館、京都、2015年)、「大野一雄フェスティバル2013」(BankART Studio NYK、横浜、2013年)、主な著書に『20世紀末・日本の美術―それぞれの作家の視点から』(共著、アートダイバー、2015年)、「bid」(共著、bid編集部、2013年)などがある。


桝田倫広 MASUDA Tomohiro
1982年東京都生まれ。東京国立近代美術館研究員。早稲田大学大学院文学研究科美術史学コース修了。関係した展覧会に「実験場1950s」(東京国立近代美術館、2012-13年)、「フランシス・ベーコン展」(同上、2013年)、「あなたの肖像―工藤哲巳回顧展」(同上、2013-2014年)、「高松次郎ミステリーズ」(同上、2014-2015年)など。


峯村敏明 MINEMURA Toshiaki
1936年長野県生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。美術評論家、国際美術評論家連盟日本支部会長、多摩美術大学名誉教授、同大学附属美術館長。主な著書に『彫刻の呼び声』(水声社、2005年)、また「もの派」、現代彫刻、デ・キリコ等、20世紀美術、現代美術に関するエッセー多数。その他の活動に「東京ビエンナーレʼ70」の組織・運営(1970年)、「パリ・ビエンナーレ」審査員・運営委員(1971年、1973年、1975年)、「サンパウロ・ビエンナーレ」審査員・運営委員(1977年、1981年)、「平行芸術展」の企画・構成(全20回、小原流会館、東京、1981~2005年)など。


森啓輔 MORI Keisuke
1978年三重県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員。主な著書に『Jiro Takamatsu Critical Archive』(共著[vol.4]、ユミコチバアソシエイツ、2012年)。主な評論・論文に「高松次郎 《THE STORY》――反復および知覚される持続について」(『美術手帖』第14回芸術評論募集入選、2009年)、「切断される再演――『以後』としての1978年の彫刻」(『引込線 2013』[図録]、引込線実行委員会、2013年)など。主な展覧会に「イケムラレイコ PIOON」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡、2014年)、「菅木志雄」(同上、2014-2015年)。