引込線2015_広報物
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ポスター [not yet]
角0封筒 [not yet]
洋長3封筒 [not yet]
デザイン:小沼宏之

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過去開催展情報
2013年展_website
2011年展_pix
        _website
2009年展_data
2008年展_data
所沢ビエンナーレ・プレ美術展2008 —引込線—
Pre-Exhibition Tokorozawa Biennial of Contemporary Art SIDING RAIL ROAD

基本情報
会期:2008年8月27日[水]〜9月12日[金]・17日間
開場時間:午前10時〜午後6時 会期中無休
入場料:無料
会場:西武鉄道旧所沢車両工場
所在地:〒359-1124 埼玉県所沢市東住吉10-1

主催:所沢ビエンナーレ実行委員会
共催:所沢市、所沢市教育委員会
協賛:武蔵野美術大学、株式会社資生堂
協力:西武鉄道株式会社、埼玉県立近代美術館
後援:埼玉県教育委員会、日本大学芸術学部
協力ギャラリー:秋山画廊、ギャラリー21+葉、
KENJITAKI GALLERY、SHUGOARTS、
ヒノギャラリー

展覧会ポスター/デザイン:大石一義・写真:山本糾

ステイトメント
「所沢ビエンナーレ」は、2007年霜月、所沢市にゆかりのある美術作家数名の発案により始動いたしました。
発足当初からの主旨は、「表現者の原点に還って作品活動のできる場をつくること」でした。なぜなら、表現者といえども、刻々とかわる時代状況や美術思潮の変遷から無縁ではなく、そうした意味で、現在こそまさに、表現の純度、表現の強度を保つことの困難な時代状況にあると認識するからです。
その要因のひとつは、バブル期以降の美術をめぐる経済の肥大と衰弱。そしてその波の中で、多くの美術家や美術館員が指針を見失っていったこと。もうひとつは、その自己崩壊のなかで、美術思想は衰弱し、逆に、それに反比例するかのように、美術作品の極端な商品化、状況のコマーシャル化が進行していったことにあります。
たとえば、秋葉原風俗を背景にした一連のフィギュア・ポップもその一つといえますが、その凍りついたような人工性と一面性と表層性が、無差別殺傷事件に象徴される、深層からの逆襲を招いたともいえます。美術思想とは本来、表面から闇に向かって垂直に下りてゆくパースペクティブを獲得する「知」であったはずですが、闇を欠いた表層の美術とその周辺は、皮肉にも闇の側に飲み込まれることになったのです。美術が今取り戻さなければいけないのは、表層の快楽ではなく、闇を含めた存在の全体性の回復なのだと思います。そして、今それをなしうるのは、ギャラリーでもなく、美術館でもなく、作家自体の行動なのだと考えます。
 
このような経過の下、私たちは今年、自主企画展「所沢ビエンナーレ」・プレ美術展「引込線」を開催することになりました。また、参加者は美術家だけに限定されるべきではなく、美術批評家をはじめ、美術館員、美術教師、学者、思想家といった、美術を構成するすべての成員に、私たち美術家と同じ立場で参加して頂くべきだということになりました。
そうした意味も含めて、この展覧会は、前例に無い、画期的なものになるだろうと考えます。
「引込線」という展覧会のタイトルには、美術に係わるものの覚醒した意志を引き込む、吸引力のある磁場をつくり出したいという、作家側の切なる意図が込められています。

展覧会参加アーティスト(計16名/五十音順・順不同)及び出品作品データ
作家名 作品タイトル 制作年 素材 サイズ
伊藤 誠 皮膚 2008 紙、アクリル、ポリエステル 1000.0×600.0×(h)30.0cm
遠藤利克 鏡像段階説+空洞説 2008 樹、鉛、麻布、鉄、鏡、土、チェーンブロック、(火) 1100.0×1100.0×(h)1300.0cm
大友洋司 Painting 2008-04 2008 キャンバスに油絵具 210.0×401.0cm
     Painting 2008-05 2008 キャンバスに油絵具 240.0×401.0cm
岡安真也 Untitled 2008 綿布にアクリル 227.0×290.0cm
     Untitled 2008 綿布にアクリル 227.0×290.0cm
     Untitled 2008 綿布にアクリル 162.0×227.0cm
木村幸恵 私幽霊、ところざわ 2008 インスタレーション
窪田美樹 かげとり—めくれ 2007 木製家具、合板、パテ 175.0×80.0×60.0cm
かげとり—ロードムービー 2007 木製家具、合板、パテ 220.0×40.0×90.0cm
かげとり—させる 2007 木製家具、合板、パテ 3.0×200.0×300.0cm
かげとり—浸透 2007 木製家具、合板、パテ、プラスチックビーズ 70.0×120.0×60.0cm
高見澤文雄 色の叢/三つの川からA 2008 油彩、キャンバス 197.0×292.0cm
     色の叢/三つの川からB 2008 油彩、キャンバス 197.0×292.0cm
建畠朔弥 ADAM l・ADAM ll (SEPARATE-UNION) 2008 樹脂、発泡スチロール 83.0×121.0×(h)214.0cm
多和圭三 景色—境界 2008 291.5×298.5×12.5cm
291.5×298.5×10.1cm
(2点組)
手塚愛子 skim-tbv 2008 布に刺繍 650.0×120.0cm
織物をほどく—peel 2008 解体された織物 900.0×300.0cm
戸谷成雄 ミニマルバロックlV「双影景」 2008 木、灰、アクリル 1000.0×500.0×(h)200.0cm
(26点組)
中山正樹 BODY SCALE
—気配としての身体ー
2008 木、石膏、ポリエステル樹脂、スリムライト 800.0×800.0×(h)300.0cm
増山士郎 Moving from Sagamihara to Kawasaki 2008 ビデオインスタレーション 26分
水谷 一 現象—froor installation versionー 2008 シャープペンシル、紙 272.0×272.0cm
いま/ここに 2008 石膏の球 直径14.0cm
山下香里 山間、斜視と空景 2008 木、樹脂、紙、石膏、ステンレス、タイル、蛍光灯、紙粘土ほか
山本糾 磐之姫陵1 2008 Cプリント 100.0×125.0cm
磐之姫陵2 2008 Cプリント 100.0×125.0cm
磐之姫陵3 2008 Cプリント 100.0×125.0cm
磐之姫陵4 2008 Cプリント 100.0×125.0cm


実施イベント 日時 実施者ほか 開催地
シンポジウム 8/31(日)15:00〜17:00 テーマ「今何故引込線か」

司会:中山正樹
パネラー:遠藤利克、窪田美樹、手塚愛子、戸谷成雄、本江邦夫、峯村敏明

観客:約170名
所沢市役所会議室
公開制作 8/28(木)〜9/12(金)
13:00〜17:00
藤盛彰美(武蔵野美術大学彫刻学科大学院一年生)による作品「チェック」木彫、楠一木作り(210.0×65.0×70.0cm) 展示会場
音楽パフォーマンス 8/31(日)15:00〜16:00
8/31(日)シンポジウム終了後
作曲:小林聡
演奏:妹尾寛子(フルート)他
展示会場/
所沢市役所会議室
展示ガイドツアー 8/31(日)16:00〜17:00
9/7(日)16:00〜17:00
埼玉県立近代美術館学芸員+武蔵野美術大学学生 他

参加者:約30名
展示会場
ワークショップ 8/30(土)13:00〜16:00 テーマ「自分の袋を作る」

手塚愛子+埼玉県立近代美術館学芸員+武蔵野美術大学学生

参加者:10名
展示会場


カタログ
※全作家の展示風景写真及び略歴・コメントと、論文執筆者のテキストが掲載されています。


▶カタログ購入はこちらから
表紙・本文+オールモノクロ約200ページ
価格:2,000円(税込・送料込)

編集:椎名節、坂上しのぶ、保谷香織
写真撮影:山本糾(表紙、見返、会場・出品作品)
デザイン:大石一義
制作:大石デザイン事務所
印刷:公和印刷株式会社 馬場芳和
発行:所沢ビエンナーレ実行委員会 (C)2008
2008年10月1日発行


執筆者 掲載文タイトル
青木正弘 日本現代美術覚書 '91
天野一夫 捩じれの行くえ
坂上しのぶ 80年代考〜80年代ニューウェーヴをめぐって
沢山 遼 捻転する彫刻—「芸術と客体性」から、ブルース・ナウマンを読む
高橋綾子 1965年夏:前衛の花火「アンデパンダン・アート・フエスティバル」が問うアノニマス性
谷 新 洞窟の思想と1970年代─中西夏之から戸谷成雄、遠藤利克への架橋の試み─
千葉成夫 「問い」としての「アフリカ」
拝戸雅彦 置換
原田 光 美術館員のひとりごと
真武真喜子 美術と場所
峯村敏明 三木富雄論 序章─「表現」の切断─
本江邦夫 桑山忠明と伝統
守田 均 「網膜」は存在しない
渡部葉子 「横たわる人体」としての《正午》アンソニー・カロの「身振り」をめぐって —
山本さつき 「描くこと」について

実行委員会
実行委員会長 中山正樹
副実行委員長 遠藤利克、戸谷成雄
実行委員 伊藤誠、高見澤文雄、建畠朔弥、多和圭三

運営委員
ロゴデザイン・印刷物デザイン 大石一義
広報 坂上しのぶ、保谷香織
会計 戸谷たみ子
監査 椎名節、前山裕司

会場ボランティア(五十音順・順不同)
秋山田津子、今井大介、飯田裕子、飯塚陽子、伊藤太郎、岩井マミ、内山結美子、太田依季、岡田篤子、小川英樹、小川幸子、加藤和枝、亀山友紀代、川上彩菜、河邊ありさ、小板橋隆記、肥沼眞理子、木口敬子、工藤伸、栗原加苗、佐藤遼太郎、斉藤翔、白盛旭、平寛子、滝玲、玉林裕美子、原田賢幸、姫野亜也、平塚あや子、向井萌、茂木美里、安田真子、山崎成美、山本香那、渡辺敏文

公式ホームページ/デザイン・制作:飯田恵、細野一三(META STUDIO Ltd.)
※現在はありません。