▼企画者別イベント開催日時
※日時をクリックで詳細情報へ

阿部真弓企画イベント
9/22(火・祝)14時-15時半 [ゼミ給]

AUC企画イベント
9/6(日)13時-17時 [ゼミ給]

石川卓磨企画イベント
8/30(日)14時-16時 [ゼミ給]
9/13(日)14時-16時 [ゼミ給]

遠藤利克企画イベント
9/12(土)14時-16時 [ゼミ給]

利部志穂企画イベント
9/22(火・祝)13時半-13時50分

櫻井拓企画イベント
9/5(土)12時~14時 [ゼミ給]
9/13(日)11時-13時半 [ゼミ給]

多田佳那子企画イベント
9/21(月・祝)14時-1時間半程 [ゼミ給]

土屋貴哉企画イベント
9/23(水・祝)14時-16時 [ゼミ給]

中山正樹企画イベント
9/5(土)15時-16時半 [ゼミ給]

前野智彦企画イベント
9/19(土)14時-16時 [ゼミ給]

水谷一企画イベント
9/19(土)11時~12時半 [ゼミ給]

水谷一+川久保ジョイ企画イベント
9/23(水)10時-12時 ※必ずしも時間いっぱい開催しているとは限りません。

吉川陽一郎企画イベント
8/29(土)10時-17時
8/30(日)10時-17時
8/31(月)10時-17時
9/2(水)13時-15時
9/3(木)10時-17時
9/4(金)10時-17時
9/5(土)10時-17時
9/6(日)10時-17時
9/7(月)10時-17時
9/9(水)13時-15時
9/10(木)10時-17時
9/12(土)10時-17時
9/13(日)10時-17時
9/14(月)10時-17時
9/16(水)13時-15時
9/17(木)10時-17時
9/19(土)10時-17時
9/20(日)10時-17時
9/21(月・祝)10時-17時
9/22(火)10時-17時
9/23(水)10時-17時


ゼミナール給食センターとその他のイベント
引込線 2015では毎週末を中心に、会場内イベントルームを使用し、トーク、レクチャー、シンポジウム、パフォーマンスなどを開催いたします。

ゼミナール給食センターは、アーティストと批評家、キュレーターらによって企画・運営がなされる「引込線2015」の一セクションをなすイベントの総称。芸術をめぐるテーマが参加者有志により複数掲げられ、会期中ゲストを交えつつ、芸術を現在形へと更新し続けるべく、それぞれの専門領域のプレゼンテーションと対話が重ねられていく。開催場所は展示場内、特設イベントルーム。イベントルーム構成は、前野智彦が担当。



○ゼミナール給食センターのイベント(イベント名クリックで詳細へ)
開催日 開催時間 イベント名 企画者 参加メンバー
8月30日(日) 14:00~16:00 絵画の方法、あるいは絵画における自由 石川卓磨 荻野僚介、額田宣彦、丸山直文
9月5日(土) 15:00~16:30 近代彫刻について 中山正樹 谷川渥、戸谷成雄、中山正樹
9月5日(土) 12:00~14:00 味の断面 櫻井拓 荒木優光、加納俊輔
9月6日(日) 13:00~17:00 Afterthought Enantiomorphic Chambers #3 ― Robert Smithson without Robert Smithson An Art User Conference 井口雄介、石岡良治、関貴尚、成田輝、西永和輝、橋本聡、平倉圭、松井勝正 ほか
9月12日(土) 14:00~16:00 1970年代論と現代 遠藤利克 谷新、平井亮一/司会:遠藤利克
9月13日(日) 11:00~13:30 なぜ「私」が撮るのか 櫻井拓 川村麻純、佐々木友輔、髙橋耕平
9月13日(日) 14:00~16:00 ポイエーシス/ポリティクス 石川卓磨 狩野愛、河口遥、趙純恵、益永梢子、渡辺泰子/司会:石川卓磨
9月19日(土) 11:00~12:30 旧石器人が残した記憶と技術の造形
講演:絹川一徳
水谷一
9月19日(土) 14:00~16:00 アトポスへの衝動 前野智彦 阿部真弓、勝俣涼、構想計画所/司会:前野智彦(構想計画所)
9月21日(月・祝) 14:00~
1時間半程度
気持ちを含んだことば 多田佳那子 百瀬文、中村桃子、多田佳那子
9月22日(火・祝) 14:00~15:30 彫刻と建築 ―利部志穂の制作世界から 阿部真弓 利部志穂、長島明夫、峯村敏明
9月23日(水・祝) 14:00~16:00 軽いって自由 ―ウルトラライトなスタイルとは/レクチャラー:土屋智哉(ハイカーズデポ 代表) 土屋貴哉

○その他のイベント(イベント名クリックで詳細へ)
開催日 開催時間 イベント名 企画者 場所
詳細情報の項を参照 詳細情報の項を参照 行為のような演技をするということに間違いないだろう 吉川陽一郎 2F廊下
8月29日(土) 17:00〜18:00 引込線2015 オープニングレセプション 引込線2015実行委員会 展覧会場
9月20日(日) 15:00〜
※一時間半程度
引込線2015 ガイドツアー 引込線2015実行委員会 展覧会場
9月22日(火・祝) 13:30~13:50 パンと彫刻 利部志穂 屋外展示室、右側
9月23日(水・祝) 10:00~12:00
※必ずしも時間いっぱい開催しているとは限りません。
今日の一局(二〇一五年九月二三日) 川久保ジョイ、水谷一 イベントルーム




イベント

行為のような演技をするということに間違いないだろう

1時間ごとに作家自身による15分程度の(様々な)アクションがあります。
※ただし、他のイベント開催中はアクションを中止いたします。

企画:吉川陽一郎
場所:2F廊下
日時:
8月29日(土)10:00〜17:00
8月30日(日)10:00〜17:00
8月31日(月)10:00〜17:00
9月2日(水)13:00〜15:00
9月3日(木)10:00〜17:00
9月4日(金)10:00〜17:00
9月5日(土)10:00〜17:00
9月6日(日)10:00〜17:00
9月7日(月)10:00〜17:00
9月9日(水)13:00〜15:00
9月10日(木)10:00〜17:00
9月12日(土)10:00〜17:00
9月13日(日)10:00〜17:00
9月14日(月)10:00〜17:00
9月16日(水)13:00〜15:00
9月17日(木)10:00〜17:00
9月19日(土)10:00〜17:00
9月20日(日)10:00〜17:00
9月21日(月・祝)10:00〜17:00
9月22日(火)10:00〜17:00
9月23日(水)10:00〜17:00


吉川陽一郎 YOSHIKAWA Youichiro
1955年鹿児島県生まれ。宮崎県都城市、神奈川県横浜市で育つ。1980年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。個展に「クサマクラ一号を紹介シマス」(ギャラリー・ル・デコ、東京、2013年)、 「水溜りの下で」(プラザ・ギャラリー、東京、2012年)。グループ展に「GARDENS」(神奈川県民ホールギャラリー、横浜、2013年)、「アートプログラム青梅 2011」(吉川英治記念館、東京)、「自然哲学としての芸術原理」(東京アートミュージアム、東京、2009年)「Primary Field」(神奈川県立美術館、葉山、2007年)等多数。




ゼミナール給食センター

絵画の方法、あるいは絵画における自由

絵画という長大な歴史をもったフィールドで、現在作品を作る意味とは何か。制作の「法」を構築することとは何か。さらにそこから見える世界とはいかなるものなのか。

企画:石川卓磨
メンバー:荻野僚介、額田宣彦、丸山直文
司会:石川卓磨、中村麗
日程:8月30日(日)14:00~16:00


石川卓磨 ISHIKAWA Takuma
1979年生まれ。美術作家、美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。近年の評論に「ポストアプロプリエーションとしての写真」(『カメラのみぞ知る』[図録]、ユミコチバアソシエイツほか、2015年)、「戦争と銅版画――浜田知明の『戦争』画について」(『前夜/前線―クリティカル・アーカイヴ vol.2』、ユミコチバアソシエイツ、2014年)など。近年の展覧会に「カメラのみぞ知る」(ユミコチバアソシエイツviewing room shinjuku、東京、2015年)などがある。

荻野僚介 OGINO Ryosuke
1970年生まれ。画家。1993年明治大学政治経済学部政治学科卒業、1998年Bゼミスクーリングシステム修了。主な個展に2014年「cannot see clearly」gallery COEXIST TOKYO(東京)、2012年「腕が当たったから窓を開けた」SPROUT curation(東京)など。主なグループ展に2013年「引込線2013」旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉)など。
http://www.oginoryosuke.com/

中村麗 NAKAMURA Urara
西武美術館、セゾン現代美術館、セゾンアートプログラムの学芸員を歴任。近畿大学国際人文科学研究所講師等を務めながら、展覧会の企画および美術関係の編集・執筆活動を行う。著書に『これだけは知っておきたい「名画の常識」』、共著に『週刊 西洋絵画の巨匠』『オルセー美術館の名画101選』(以上、小学館)『日本の20世紀芸術』(平凡社)など。2012年中谷芙二子作品集(DVD付/Anarchive)、2014年岡崎乾二郎作品集(BankART)の編集・執筆に携わる。

額田宣彦 NUKATA Nobuhiko
1963年大阪府生まれ。画家。1998年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。1999-2000年ポーラ美術振興財団の在外研修助成によりロンドンに滞在。近年の展覧会に2014年「MOTコレクション特別企画 クロニクル1995-」東京都現代美術館(東京)、「GROUND」愛知県立芸術大学サテライトギャラリー(愛知)、2013年 個展「定常Ⅱ」ギャルリー東京ユマニテ(東京)、2010年「第三の絵画」高島屋美術画廊(愛知、東京、大阪)、2009年「放課後のはらっぱ」愛知県美術館(愛知)などがある。

丸山直文 MARUYAMA Naofumi
1964年生まれ 画家1990年Bゼミスクール修了1996年文化庁芸術家在外研修員として1997年までベルリンに滞在、1998年ポーラ美術振興財団の在外研修助成により1999年までベルリンに滞在。主な個展に2008年「丸山直文展—うしろのしょうめん」目黒区美術館(東京)2013年「夜みる夢を構築できるか」シューゴアーツ(東京)など。主なグループ展に2002年「2002年台北ビエンナーレ:世界劇場」台北市美術館(台北、台湾)2005年「秘すれば花」森美術館(東京)2015年「モダン百花繚乱「大分世界美術館」」大分県立美術館(大分)など。




ゼミナール給食センター

近代彫刻について

彫刻、立体、オブジェ、インスタレーションなどについて

企画:中山正樹
メンバー:谷川渥、戸谷成雄、中山正樹
日時:9月5日(土)15:00~16:30




ゼミナール給食センター

味の断面

 料理という事象を素材にし、その「記録」と「再生」についての考察を行なう。
 会場で料理をし、それをイメージと音という2種類の方法で記録(カメラ/マイク)し、再生(モニター/スピーカー)する。さらにその工程を会場内で空間的に連鎖させてゆくことで、一つの事象の、移送という媒介による変容を問う(展覧会や上演といった通常のステージの上では後景に退いている、物理的移動/情報的伝達を支持するメディア[たとえばケーブルやデヴァイス]も可視化される)。
 すでに定着しているイメージ・音が再生されるのではなく、むしろ再生というプロセスそのものが記録の断面を立ち上げるという仮説。その時「何が」という記録/再生される対象=客体は、すでに「どのように」という過程と状態に侵食され、呑み込まれているのかもしれない。
 料理の過程において、素材が自身の断面を繰り返し見せていくように、イメージと音の再生の過程によって、事象に包丁を入れてゆくような試み。

企画:櫻井拓
メンバー:荒木優光、加納俊輔
日時:9月5日(土)12:00〜14:00
場所:ゼミナール給食センター、および「引込線 2015」展 会場内
*12時~14時のあいだ、ゼミナール給食センターや会場内のその他の場所で行なう作品です。ご自由に移動したりしながらご覧いただけます。




photo: Yuki MORIYA

加納俊輔 KANO Shunsuke
1983年大阪府生まれ。現在、京都府在住。
2010年京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了。主な展覧会に「Cool Breeze On The Rocks」(Maki Fine Arts、東京、2015)、「藪の中」(Galerie Aube、京都、2015)、「これからの写真」(愛知県美術館、愛知、2014)、「第8回 shiseido art egg|ジェンガと噴水」(資生堂ギャラリー、東京、2014)、「: No Subtitle」(HAGIWARA PROJECTS、東京、2013)、「パズルと反芻 puzzle & rumination」(island MEDIUM・NADiff window gallery・実家|JIKKA、東京、2012)などがある。
http://www.kanoshunsuke.net

荒木優光 ARAKI Masamitsu
1981年生まれ。2005年京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。音に関する作品を作る。主な作品に、「sunroof 〈代理シャウトのオーディオシステム〉」(2015)、音響上演「パブリックアドレス ­ 音場2」(2014)など。他に上演作品シリーズ《showing》の企画・運営や、記録にまつわる作業集団ARCHIVES PAYでの活動も行う。バンドNEW MANUKEメンバー。
http://www.araki-masamitsu-paramiz.com




ゼミナール給食センター

Afterthought Enantiomorphic Chambers #3 ― Robert Smithson without Robert Smithson

「ロバート・スミッソンなしのロバート・スミッソン」プロジェクト。スミッソンが1965年に制作し、その後破壊されてしまった《エナンチオモルフィック・チェンバーズ》を残された記録から逆投影する形で立体化する。そこに対象として再現された作品を、作り方と共に展示し、その分析やディスカッションを行う。

企画:アート・ユーザー・カンファレンス
メンバー:井口雄介、石岡良治、関貴尚、成田輝、西永和輝、橋本聡、平倉圭、松井勝正 ほか
日時:9月6日(日)13:00~17:00



ロバート・スミッソンなしのロバート・スミッソン Robert Smithson without Robert Smithson
アート・ユーザー・カンファレンスのプロジェクト。「Afterthought Enantiomorphic Chambers #2」(武蔵野美術大学2号館209, 東京)、「日本橋三越ツアー」(日本橋三越本店, 東京)、「宮城でのアース・プロジェクト」(風ノ沢ミュージアム, 宮城)、「Robert Smithson Bot」(Twitter)など。twitter.com/RS_Without_RS

----------------------------------------------------------
アート・ユーザー・カンファレンス An Art User Conference
2014年設立。「芸術家、観客、批評家、キュレーター、コレクター等が各々の役を演じ、作品の呪物崇拝、「創造性」や「公共性」という神話を支えている。アート・ユーザーはそうした芸術の物語の外に芸術を探求する。「使用」は、物象化された作品を解体し、創造の神話をレディ・メイドの時間に墜落させ、公共性という幻想を消耗させる。使用の目的は芸術を使い切ることにある。使い切ることは芸術を倹約しながら死に向かわせる。」

----------------------------------------------------------
井口雄介 IGUCHI Yusuke
1985年カナダ生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業、同大学大学院彫刻学科博士課程修了。大型で建築的なインスタレーションを中心に作品を展開。主な論文に「仮設的作品における<場>の問題」。受賞に神戸ビエンナーレ(2009)、岡本太郎現代芸術賞(2009,2013)、六甲ミーツアート(2012)など。2013年「墓は語るか」にてイサム・ノグチの平和記念モニュメント案の模型写真を元に数値等を復元、模型制作を担当。

石岡良治 ISHIOKA Yoshiharu 1972年東京都生まれ。批評家。青山学院大学ほかで非常勤講師。著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)、『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)。主な論考に「メディウムの肌理に逆らう」( 『述 3—舞台/芸術』、所収)、「岡﨑乾二郎プロスペクティヴ」(『REAR』no.24、所収)、「クリスチャン・ラッセン、二つの世界のエッジで」(『ラッセンとは何だったのか』フィルムアート社、所収)など。

関貴尚 SEKI Takanao
1990年生まれ。茨城県出身。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程造形理論・美術史コース在籍。論文に「内/外――存在と分裂について」(2014年)

成田輝 NARITA Hikaru
1989年青森県生まれ。2015年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース卒業。個展に「POP is DEAD」(三ノ輪アトリエ、2015)。グループ展に「韓国国際交流展」(2013年)など。2013年「et in arcadia ego 墓は語るか」にて建築模型製作補助 。

西永和輝 Nishinaga Kazuki
1993年生まれ。東京都出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科在籍。主な参加展に「虚の中に空を視る」(2014)「逸脱展」(2015年)など。

橋本聡 HASHIMOTO Satoshi
1977年生まれ。「偽名」(「14の夕べ」東京国立近代美術館, 2012)、「私はレオナルド・ダ・ヴィンチでした。魂を売ります。天国を売ります。」(青山|目黒, 2013)、「国家、骰子、指示、」(Daiwa Foundation, ロンドン, 2014)「やめてください」(madogiwa, 東京, 2014)、「円グラフ:全てと他」(http://国東現像.jp, 2015)、「未来芸術家列伝IV」(東京, 2017)など。

平倉圭 HIRAKURA Kei
1977年生まれ。芸術理論。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授。著書に『ゴダール的方法』(インスクリプト、第2回表象文化論学会賞)ほか、論文に「時間の泥──ロバート・スミッソン《スパイラル・ジェッティ》」(『photographers' gallery press』)、「多重周期構造──セザンヌのクラスター・ストローク」(『ユリイカ』)ほか多数。

松井勝正 MATSUI Katsumasa
1971年生まれ。芸術学。多摩美術大学修士課程修了。現在、武蔵野美術大学、東京造形大学非常講師。芸術学研究雑誌『issues』編集に携わる。《展覧会カタログの「一次構造(プライマリー・ストラクチャーズ)」》(Art Trace Gallery、2014年)企画。論文に「瀧口修造のスケッチブック:批評的読解」(多摩美術大学研究紀要、2005年)。 「壁に書かれた暗号: バロックのインターフェイス」(『季刊インターコミュニケーション65号』2008年)等。




ゼミナール給食センター

左:美術手帖展評 '74年9月号 清水誠一個展「小説を書く」No.1「演劇」から 右:美術手帖展評 '74年10月号 李禹煥個展

1970年代論と現代

70年代は、西欧を規範とする前衛主義から抜け出して、自前の足場を模索し始めた時代だった。その模索が、現在の美術状況にもたらしたものは? 1974年に、美術手帖誌上で対談形式の展評を展開された両氏に伺います。

企画:遠藤利克
メンバー:谷新、平井亮一
司会:遠藤利克
日時:9月12日(土)14:00~16:00

遠藤利克 ENDO Toshikatsu
1950年岐阜県高山市生まれ。1972年名古屋造形芸術短期大学彫刻科卒業。美術家。主な展覧会に「第6回インド・トリエンナーレ」、ラリット・カリ・アカデミー/ニューデリー(インド) 「ドクメンタ8 カッセル 1987」、フリデリチアヌム美術館/カッセル(ドイツ)「第43回ヴェネツィア ビエンナーレ アペルト'88」、Corderie dell' Arsennale/ヴェネツィア(イタリア)「プライマル・スピリット―今日の造形精神」、ハラミュージアムアーク/群馬、ロサンジェルス・カウンティ美術館/ロサンジェルス(U.S.A.)、シカゴ現代美術館/シカゴ(U.S.A.)、フォートワース美術館/ダラス(U.S.A.)、ナショナル・ギャラリー/オタワ(カナダ)など他多数。

谷新 TANI Arata
1947年長野県生まれ。千葉大学教育学部卒。1972年、美術出版社主催芸術評論募集で第一席。現職は宇都宮美術館館長、美術評論家連盟会員。主な活動に、国際展では「パリ・ビエンナーレ」(作家推薦、1977年)、「ヴェネチア・ビエンナーレ」(日本館コミッショナー、1982年、1984年)、国際交流基金のアジア現代美術調査および企画(1990-1993年)、「第3回光州ビエンナーレ」(アジアセクションコミッショナー、光州、韓国、2000年)などに携わる。他に非常勤講師、展覧会審査、東京藝術大学客員教授など。1995年に宇都宮市の美術館準備室に入り、1997年から館長、現在に至る。主な著書に『回転する表象――現代美術・脱ポストモダンの視角』(現代企画室、1992年)、『北上する南風――東南アジアの現代美術』(同、1993年)など共著多数。近年では「ミニマル│ポストミニマル―1970年代以降の絵画と彫刻」展(企画・執筆、宇都宮美術館、2013年)、「1974年―戦後日本美術の転換点」展(執筆、群馬県立近代美術館、2014年)などに携わる。

平井亮一 HIRAI Ryoichi
1931年長野県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒、株式会社ダイヤモンドエージェンシー制作部を経て、1994年まで昭和学院短期大学勤務。1966年美術出版社主催の芸術評論賞をきっかけに美術批評にたずさわる。主な著書に『予感:詩集』(東洋美術出版部、1966年)、『指示する表出――現代美術の周辺で』(新門出版社、1984年)、『北村周一/フラッグ《フェンスぎりぎり》―素地への遡行』(alumatikstudio、2015年)など。作品論、作家論のほかに、もっぱら現代美術の周縁でその受容問題について自問自答を書きつぐ。




ゼミナール給食センター

なぜ「私」が撮るのか

初老のアートウォッチャーを題材にしたドキュメンタリー映像と年表からなる、髙橋耕平の作品《HARADA-san》を上映。 その後、作者とゲストが“なぜ「私」が撮るのか”をテーマに議論する。

企画:櫻井拓
メンバー:川村麻純、佐々木友輔、髙橋耕平
日時:9月13日(日)11:00~13:30


川村麻純 KAWAMURA Masumi
2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。主な展覧会に、「展覧会ドラフト2015PARASOPHIA特別連帯プログラム 川村麻純『鳥の歌』」(京都芸術センター、京都、2015年)、「第7回シセイドウアートエッグ展『川村麻純 Mirror Portraits』」(資生堂ギャラリー、東京、2013年)、「Mirror Portraits」(LIXILギャラリー、東京、2012年)、グループ展「8人の女たち」(クリエイションギャラリーG8、東京、2015年)など。平成27年度新進芸術家海外研修制度(長期)で、2016年春よりNYへ1年滞在予定。

佐々木友輔 SASAKI Yusuke
1985年神戸生まれ。映像作家、企画者。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。近年の上映・展示に「反戦 来るべき戦争に抗うために」(SNOW Contemporary、東京、2014年)、「第7回恵比寿映像祭」(恵比寿ガーデンプレイス、東京、2015年)、編著に『土瀝青――場所が揺らす映画』(トポフィル、2014年)、論考に「二種類の幽霊、二種類の霊媒――揺動メディアとしての映画論」(『ART CRITIQUE n. 04』所収、BLUE ART、2014年)など。

髙橋耕平 TAKAHASHI Kohei
1977年 京都府生まれ。京都精華大学大学院芸術研究科修士課程修了。 近年の展覧会に「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 特別連携プログラム『still moving』」(元崇仁小学校、京都、2015年)、「ほんとの うえの ツクリゴト」(旧本多忠次邸、愛知、2015 年)、「imitator 2」(MART、ダブリン/アイルランド、2014年)、「作家ドラフト2014 高橋耕平『史と詩と私と』」(京都芸術センターギャラリー南、京都、2014年)、「高橋耕平 個展『HARADA-san』」 (Gallery PARC、京都、2013年)など。




ゼミナール給食センター

ポイエーシス/ポリティクス

制作はどのような政治的条件が突きつけられ、現在の政治的状況において、芸術は何を突きつけられるのか。結果から疎外されてしまう声に目を向け、制作にはどのような可能性/危険性があるのかを議論する。

企画:石川卓磨
メンバー:狩野愛、河口遥、趙純恵、益永梢子、渡辺泰子
司会:石川卓磨
日時:9月13日(日)14:00~16:00


石川卓磨 ISHIKAWA Takuma
イベント「絵画の方法、あるいは絵画における自由」の項を参照

狩野愛 KANO Ai
1983年生まれ。東京芸術大学大学院博士後期課程在籍。2012年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、カルチュラルスタディーズ学部文化産業領域修士修了。主な関心は、日本のアート・アクティヴィズム、自主規制と検閲。フィールドワークとカルチュラルスタディーズを軸に、欧米圏の実践や理論と比較しながら考察している。『あくせく働くな:ラジオアリーチェ』日本語字幕共訳、シンポジウム「表現の規制と自由—ろくでなし子逮捕事件、そして、身体表現のポリティクス」主催等、活動領域もゆるく展開中。

河口遥 KAWAGUCHI Haruka
1985年生まれ。美術作家。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒。現在「第3回イドガヤ・ビエンナーレ」(blanClass, 2014–2017年)に参加。また小平市にて22:00画廊(http://2200gallery.com)を運営する。作品「母に描かれる 母の子 母とモデル」(2015年)を寄稿したタブロイド紙『Pa+ フォビアと芸術生産』(http://t.co/By2Cj04Hs3)が全国各地にて販売中である。

趙純恵 CHO Sune
1986年生まれ。キュレーター/コーディネーター/トランスレーター東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻修了。東アジアの近現代美術史を軸に、ディアスポラアートのリサーチを進めながら、アジアのアートにおけるオルタナティブな歴史の再定義を念頭に活動している。東京とソウルを拠点に活動中。主な企画・活動『つぶやきの政治学 1999年8月27日−』/ blanclas(2015)“Human Research in East Asia/ Japan-Taiwan-Korea”/東京藝術大学(2015)光州アジアアートコンプレックス(アーカイブ部門)/オープニングエキシビジョン・プロジェクト・コーディネーター(2015)r:ead-レジデンス・東アジア・ダイアログ/アシスタント・ディレクター(2013-2015)

益永梢子 MASUNAGA Shoko
1980年生まれ。美術作家。成安造形短期大学造形芸術科洋画クラス卒業。近年の主な活動「Abstract Butter」(HAGISO、東京、2015年)「三つの机のあるところ」(Art Center Ongoing、東京、2015年)「メディウムの条件」(HAGISO、東京、2014年)「Line/Color」(ART TRACE GALLERY、東京、2013年)「引込線」(旧所沢市立第2給食センター、埼玉、2013年)

渡辺泰子 WATANABE Yasuko
1981年生まれ。美術作家。武蔵野美術大学大学院造形研究科油画コース修了。主な展覧会に、「カメラのみぞ知る」(2015年、HAGIWARA PROJECTS、東京)「WOW ! シグナル」(2015年、GALLERY SIDE2、東京)、「Paper Object Festival」(2014年、Kalnciema iela、ラトビア)、「アートプログラム青梅」(2013年、青梅市立美術館、東京)、「虹の彼方」(2012年、 府中市美術館、東京)等。




ゼミナール給食センター

旧石器人が残した記憶と技術の造形

日本における人類の始まりは旧石器時代、一万六千年以上昔と言われています。もちろん、その時代の人や社会を実際に目撃した人間がこの現代に存在するはずはなく、私たちが当時に想いを馳せる動機は、彼らが地中に残した石の道具や住居の痕跡にあります。そうしたさまざまな遺物や遺構を後世に残そうという意思が、一万六千年以前に生きた彼らにあったかどうかはさておき、考古学者は日本人の起源を、起源の日本人の表現から見出そうと日夜、研究を続けています。本イベントでは、考古学者、絹川一徳氏を迎え、埼玉県所沢市の事例をアクセントに、私たちと旧石器時代をつなぐ入門的なレクチャーをしていただきます。多くの方法を試みながら、現代まで続く日本人の起源に手を伸ばす研究者の視点にふれることで、表現や人間についての思索の新しい一歩が踏み出せるかも知れません。

講演:絹川一徳
企画:水谷一
日時:9月19日(土)11:00~12:30


絹川一徳 KINUGAWA Kazunori
1963年徳島県生まれ。公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所研究副主幹。広島大学大学院文学研究科人文学専攻修了。博士(文学)。日本考古学(先史時代における石器製作技術と石器石材の流通研究)が専門。遺跡から出土した石器遺物を手がかりに、石材の入手から石器の製作・使用、廃棄に至る「石器の一生」(ライフヒストリー)に着目して、石器の製作者である旧石器人の行動復元を研究テーマとしている。




ゼミナール給食センター


アトポスへの衝動

「無い場所」を思考しているかのようにみえる芸術的衝動とその現れ、あるいはそれら現れの「場」の考察を試みる。

企画:前野智彦
メンバー:阿部真弓、勝俣涼、構想計画所
司会:前野智彦(構想計画所)
日時:9月19日(土)14:00~16:00


阿部真弓 ABE Mayumi
イベント「彫刻と建築 ―利部志穂の制作世界から」の項を参照

勝俣涼 KATSUMATA Ryo
1990年長野県生まれ。美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。主な論文に「未来の喪失に抗って―ダン・グレアムとユートピア―」(『美術手帖』第15回芸術評論募集佳作、2014年)、主な展評に「タブローのマテリアルな起源――今井俊介『surface / volume』」(『ART CRITIQUE n.04』、constellation books、2014年)、「未だ知られざるものへの感度――渡辺泰子『WOW! シグナル』展」(『美術手帖』、2015年4月号)、主なグループ展に「かつてとの遭遇」(静岡市クリエーター支援センター、2015年)などがある。

構想計画所 Conceptual Architect
2009 年より始動した、前野智彦が所長を務める緩やかな活動体で、構成員は活動内容により異なる。
<主な活動履歴> 2015「無人= Atopia」gallery COEXIST -TOKYO(東京)、「第18 回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館(神奈川)、2014「Holt- 雑木林を巡る哲学と美術と出来事-」小平中央公園脇の雑木林(東京)、「疑存島」gallery COEXIST-TOKYO(東京)、2013「Impact 8」Duncan of Jordanstone College(イギリス)、「水源地の芸術」 神奈川県立相模湖交流センター(神奈川)、2012「版の時間」女子美JAM(神奈川)、「風- 景- 観」アートラボはしもと(神奈川)、2010「更新に憑く」アーツ千代田3331(東京)、2009「鼠の口笛と、猿の咳」所長アトリエ(神奈川)




イベント

2013年展のガイドツアー風景

引込線2015 ガイドツアー

案内人と共に各作品をめぐるガイドツアー。全21出品アーティストへのインタビューを元につくられた充実の「会場パンフレット」。その製作メンバーがナビゲート役となって、各作品の魅力をお伝えします。

場所:旧所沢市立第2学校給食センター(引込線2015会場)
集合場所:開始時刻に旧所沢市立第2給食センター入口(門)にお集まり下さい。
参加費:無料
対象:どなたでもご参加いただけます。
日時:9月20日(日)15:00〜 ※1時間半程度

案内人:渡辺早代(武蔵野美術大学大学院 彫刻コース学生)、遠藤啓祐(同大学大学院 芸術文化政策コース学生)、小林公平(同大学 芸術文化学科学生)



ゼミナール給食センター

気持ちを含んだことば

ことばを使って生きてきたはずなのにいつのまにか単なる道具だったそれに利用されていた。区別することに夢中になっていくと、先には差別という快楽が待っていた。(私は何度もそれに)負けた。私たちを分けるもの。首都と地方、右と左、男と女。 強烈な二つの間でこぼれ落ちてしまったもの、こちら側が考えることを失えば、無視して生きていくことができるそれらが隠した濃淡を、ことばによって見つめていく。

百瀬文、中村桃子、多田佳那子による鼎談

企画:多田佳那子
テーマ:非公開
日時:9月21日(月・祝)14:00~1時間半程度



イベント

photo: Michiko Nakatani

パンと彫刻

作家自身によるパフォーマンス

企画:利部志穂
場所:屋外展示室、右側。
日時:9月22日(火・祝)13:30~13:50


利部志穂 KAGABU Shiho
彫刻家、美術家。1981年神奈川県生まれ。2007年多摩美術大学大学院彫刻専攻修士課程修了、様々な場所や廃材・日用品・動植物によるインスタレーションをはじめ、パフォーマンス。言葉や音。人と事物が関わる時を作品としている。
2014年TheNextBigThing!FivebigJapaneseArtists(Japan Society, NY)、2013年 アーティスト・ファイル2013( 国立新美術館, 東京)2010-11公開制作51 返る 見る 彼は、川を渡り、仕事へ向かう」府中市美術館( 東京)他。http://kagabu.com




ゼミナール給食センター


彫刻と建築 ―利部志穂の制作世界から

利部志穂の作品世界、および「引込線」展をめぐる対話。

企画:阿部真弓
メンバー:利部志穂、長島明夫、峯村敏明
司会:阿部真弓
日時:9月22日(火・祝)14:00~15:30


利部志穂 KAGABU Shiho
イベント「パンと彫刻」の項を参照

長島明夫 NAGASHIMA Akio
編集者。1979年神奈川県生まれ。2001年明治大学建築学科卒業。2003年東京工業大学大学院建築学専攻修士課程修了、出版社エクスナレッジ勤務を経て、2009年フリーランスとして個人雑誌『建築と日常』創刊。2014年度より桑沢デザイン研究所および日本工業大学非常勤講師。共編著書『映画空間400選』(結城秀勇共編、INAX出版、2011)。
http://kentikutonitijou.web.fc2.com/

峯村敏明 MINEMURA Toshiaki
1936年長野県生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。美術評論家、国際美術評論家連盟日本支部会長、多摩美術大学名誉教授、同大学附属美術館長。主な著書に『彫刻の呼び声』(水声社、2005年)、また「もの派」、現代彫刻、デ・キリコ等、20世紀美術、現代美術に関するエッセー多数。その他の活動に「東京ビエンナーレʼ70」の組織・運営(1970年)、「パリ・ビエンナーレ」審査員・運営委員(1971年、1973年、1975年)、「サンパウロ・ビエンナーレ」審査員・運営委員(1977年、1981年)、「平行芸術展」の企画・構成(全20回、小原流会館、東京、1981~2005年)など。

阿部真弓 ABE Mayumi
1977年東京都生まれ。国立西洋美術館リサーチフェロー。青山学院大学・國學院大學・上智大学等兼任講師。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学(表象文化論)。ボローニャ大学大学院美術史専門課程修了(ディプローマ、近現代美術史)。主な論文に、「ジョルジョ・デ・キリコとシュルレアリスム:内的世界の透視図法」(『シュルレアリスム展:パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による』(国立新美術館、2011年)、“Where the Object Finds Its Place?: From Its Birth To The Paginal Exhibition of “Objets Surrēalistes””(The Challenge of the Object、国際美術史学会ニュルンベルク大会論文集、ゲルマン国立博物館、2014年)、「前衛と古典主義――1910‐1920年代のフランスとイタリアにおける画家たちの作品と著述」(『日仏美術学会会報』、日仏美術学会、2014年)など。




イベント



今日の一局(二〇一五年九月二三日)

折しも彼岸の中日、「衆議院インターネット審議中継」を利用し、国会審議の音声をリアルタイムで聴きながら、本イベント企画者でもある二人の演者が囲碁を打ちます。二人ともこの対局で碁石に生まれて初めてさわる、ずぶの囲碁素人です。もちろんルールも知りません。本企画立案にあたり、囲碁のルールを事前に調べることも禁止としました。つまり二人が行うのは碁盤と碁石をにらみながらも囲碁ではありません。一方で、一般に知られる囲碁や将棋、チェス等とおそらく同様に、終局の条件を「一方が負けを認める」、「〈もう打てない〉と双方が合意する」このいずれかの場合のみといたしました。本イベント開催のために、展覧会「引込線 2015」会場内 イベントルーム使用の許諾を得た、午前十時から午後十二時までの二時間で上記の終局の条件を満たさない場合、あるいは対局中に「国会の散会」があった場合は、その時点でこの日の対局は取り止めとし、対局は次回(場所・日時・方法不定)に持ち越すことといたします。また「国会の流会」があった際にはこの日の対局を中止し、やはり次回に持ち越します。その場合、展覧会「引込線 2015」会場内のイベントルームでは本イベントのコンセプトシートの配布のみが行なわれます。

企画・演者:川久保ジョイ、水谷一
場所:展覧会「引込線 2015」会場内 イベントルーム
日時:9月23日(水・祝)10:00-12:00

※必ずしも記載の時間いっぱい開催しているわけではありません。また、状況により、コンセプトシート配布のみとなる場合がございます。あらかじめご了承下さい。


川久保ジョイ KAWAKUBO Yoi
スペイン生まれ。2003年筑波大学人間学部卒業。形而上学性を作品の中心的なテーマとして制作活動を行う。風景の普遍性や写真行為の形而上学性を追求した平面作品や、偶然性やメタ認知を主題や媒体としたインスタレーション、サウンド作品を制作。また、2011年以降は原子力の問題や東北の被災地に関連した写真、サウンド、インスタレーション作品制作、国内外でのトークや被災地での活動も行っている。近年の主な展覧会に「Those who go East」(White Conduit Projects、ロンドン、2015)、「VOCA2015」(上野の森美術館、2015 「大原美術館賞」受賞)、「Tokyo Story 2014」(トーキョーワンダーサイト渋谷、2014)、「内臓感覚」(オル太とコラボレーション作品、金沢21世紀美術館、2013)等。

水谷一 MIZUTANI Hajime
1976年三重県生まれ。アーティスト。2003年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。表現すること・表現されること・表現されないこと・表現されたもの・表現する人について思考する。パターン化された鉛筆の筆致を無数に併置したり、夕闇に溶けゆく森を定点でビデオ撮影することで撮影するカメラそのものを擬人化する等、“基準”に注目した作品を製作。近年の展覧会に「憲法を書き展示する会」(gallery&space 弥平、神奈川、2015年)、「反戦 ‒来るべき戦争に抗うために」(SNOW Contemporary、東京、2014年)、「瀬戸内国際芸術祭」(粟島、香川、2013年)等。引込線2015実行委員会委員。




ゼミナール給食センター

軽いって自由 ―ウルトラライトなスタイルとは

装備を極限まで軽くし、山を歩く。できるだけ生身に近いスタイルになれば、自然との距離も縮まる。80年代アメリカのロングトレイルスルーハイカーたちに端を発する「ウルトラライトハイキング」の思想は、近年日本でも徐々に知られるようになってきた。そこには、スタジオを持たず、大掛かりな制作のための道具も必要としないノマドな制作スタイルをとる、アート領域における動きとの共通点も感じる。そこで本イベントでは、ウルトラライトの基本思想、およびスルーハイカーたちの試行錯誤で培われた装備軽量化のノウハウなどを、日本におけるウルトラライトムーブメントの第一人者である土屋智哉氏にレクチャーしてもらう。そこにはスタジオから外に出る、すべてのアーティストたち、アートの現場、にむけてのヒントが隠れているように思う。

企画:土屋貴哉
レクチャラー:土屋智哉(ハイカーズデポ 代表)
司会:土屋貴哉
日時:9月23日(水・祝)14:00~16:00